2007年09月05日

成長していた大学生

あゆみです。icon151
都内の大学で教員をしています。夫は福岡。単身赴任です。

先週末は、ある大学が主催する研究会で志賀高原(長野県)でした。



そこには、毎年、主催する教員のゼミ生(学部生)も参加します。
土曜日の夜は、学部生、社会人大学院生、社会人大学院修了生、教員が
交じっての懇親会が開かれます。

昨年、週に1回ほど外資系エアラインのアルバイトに行っているという
3年生の女子学生が
「オフィスの仕事って難しいですよね…」と深いため息をつきました。
事情を聞くと
電話を取るのは怖いし、資料送付につける簡単な文書も作成できない、
おまけに、シュレッダーにバンバン紙を入れて故障させてしまった・・・。
アルバイトとはいえ、もう少しきちんと仕事をしたい。

彼女の悩みは「仕事の基本」に関することなので
秘書検定を受験したら? と勧めました。

そして、再会。
秋に3級と2級に合格。
そして、今年の春には準1級に合格できたと微笑みます。
独学で、面接にも1回で合格できるとは!(偉いっ!!!)

エアラインのアルバイトは後輩に譲って
現在はイベント企画会社でアルバイトをしているのだそうです。
文書作成や郵便の知識、電話や来客応対、交際業務なども勉強になったけれど
何よりもよかったことは「仕事の目的を把握するようになったこと」と言います。

会議もアイディアを集める場合と情報を伝達する場合では
適するレイアウトが異なることを学んでからは
仕事を指示されるたびに
目的を把握し、仕事の全体をイメージするようにしているのですって。

鋭い・・・ですね。
自分は彼女のようにきちんと仕事に向き合っているのだろうか?
慣れって怖いなあ・・・と反省。

4月からは電機メーカーの総合職で働く彼女。
素敵なワーキングウーマンになりますよね。


長野の秋はもうすぐです。




  


Posted by hishoclub at 12:02Comments(0)日記