2008年08月31日

宮崎農業の力





東国原知事の話は宮崎への熱い思いとユーモアにあふれていました。

昨日、宮崎で行われたシンポジウム「宮崎農業の力を世界に活かす」に参加いたしました。第一部は、東国原知事の「知事 大いに語る:宮崎農業を全国・世界に発信したい」。
講演の直前に後ろを見ると、聴衆はびっしり、テレビカメラやカメラが数台…。
さすが。やはり。知事は大人気 ♪

知事は「食料への関心が集まる中、宮崎は食糧供給基地として存在価値がある。自信と誇りを持てる農業を実現したい・・」・と語られました。

第二部では、黒木本店の黒木敏之氏(あの「百年の孤独」を造っていらっしゃる酒造家)と専業農家の杉山経昌氏と立教大学経済学部教授の廣江彰教授によるパネルディスカッション。

杉山氏は大手情報通信メーカーなどでの勤務を経て、宮崎に移住、農家に転身された方。農業に「経営」の視点から時間、コスト、収益から労働生産性を意識した経営管理やマーケティングを意識なさっています。農業の生産性というと大規模集約型の農業に目がいきがちですが、杉山氏は小規模の農業家がたくさんあるほうがむしろ高効率化に働くとおっしゃいます。最も印象深かったのは「知事は宮崎のきゅうりやピーマン…とおっしゃるが、重油を使うハウス農業をPRしてよいのか?」。

どういうふうに野菜ができているのか、知らないことをとても恥ずかしく思いました。
夏以外はきゅうりやピーマンはハウス栽培なんですよね。
秘書クラブ九州では、今、「食」に関するテーマで勉強を続けています。
無関心ではいられない・・と強く思いました。

黒木氏は「世界の多くの酒は、その地域で採れる原料から造られているのに対し、日本では原料はどこからでも手に入れて造ることができる」と問題提起。焼酎の原料となるコメ、ムギ、イモなどを地元で生産するために農業法人を立ち上げられたとのこと。焼酎を造るときにでる廃棄物を肥料に使うなど循環システムも構築されています。

このシンポジウムの様子は宮崎地方のテレビ番組でも紹介されたそうですが、宮崎日日新聞でも↓




シンポジウム後の懇親会では宮崎のおいしいものを堪能いたしました・・・よ。
一般的なお料理以外は
 宮崎牛のステーキ、
 (宮崎牛って5年に一度開かれる「和牛オリンピック」で日本一になったんですってね。
  知事もPRなさってました。)
 はまゆうポークの冷しゃぶ、
 チキン南蛮、チキンソテー、地鶏の炭焼き、
 かつお、おび天・・・

もちろん、焼酎で・・・。

わたくし Ayumiicon151 は、昨日のお昼は宮崎空港でチキン南蛮定食。今日のお昼も空港で「だれやみセット」。
地鶏の鉄板焼き、おび天、めひかりの南蛮漬けに地ビールと焼酎がついています。
宮崎を満喫して元気になりました。

  


Posted by hishoclub at 17:13Comments(2)外部セミナー・勉強会