2011年05月29日

例会報告 デザイン書道

例会の報告です。

2月例会は、デザイン書道について学びました。
講師をご担当くださったのは、専門学校やカルチャー教室で長年にわたり書道教育に従事なさっている脇田和枝先生。
文字を書く楽しさを味わってもらえるよう今回は、デザイン文字を書く(描く)コツを教えていただきましたface01


基本の文字をデザイン性のある文字へ、どのように発展させていくのか、先生の作品を元にヒントを得ます。
「案ずるより産むが易し」ということで、早速、下書用として配られた白用紙に、各自お気に入りの文字や言葉を書くことにいたしましたicon77


みなさん、真剣そのものface08これほど静かな(私語や雑談がない)例会も、珍しいのではicon60

先生からアドバイスを頂戴し、文字のバランスや配置を見ながら、何度かデザインを修正し、いざ本番ですicon09今回は仕上がった作品を飾ったり、プレゼントできるように、羽子板や扇の形をした木材を「半紙」代わりといたしました。木材には、滲み防止のためにチョークを塗り、下書きしたデザインを小筆で描きます。墨だけではなく、アクリル絵の具も使用し、文字やイメージに合わせて、各自、思い思いの色を使って表現いたしましたicon97

こちらが、出席なさったメンバーの作品たちですicon50

どれも個性あふれる、素敵な作品に仕上がってますねicon97

作品が出来上がりましたら、次は落款印の作成に取り掛かります。
消しゴムを利用すると、このように簡単に作成することができますicon67

彫刻刀で文字を彫るため、細かい作業が苦手なわたくしは、アルファベットにいたしましたが、他のメンバーは、ひらがなや漢字を用いて、見事な落款印を作ってらっしゃいました。
作品に押印して、出来上がりです。 落款印が加わるだけで、完成度がさらに増しますねicon58

また、作品をディスプレイする方法の一つとして、菓子箱の活用法を教えていただきました。
菓子箱の上に作品を置き、作品の隅(箱)に穴をあけ、ゴムを通して、作品を固定する。
身近にある材料で、小粋な額縁を作ることができるのですねface01これでしたら、簡単に作れますし、すぐに飾ることができますicon105



普段パソコン中心の生活ですので、手書きすることがほとんどなく、筆不精がさらに加速している私face07ですが、この例会を通じて、手書きの良さを再認識いたしました。気持ちを込めて書くことで、文字の一つ一つに愛情が湧いてきますし、送る相手にも気持ちが伝わりやすいかもしれませんねface02
創作意欲を掻き立てられる例会となりましたicon67

お礼状などを書く時に、デザイン書道を取り入れてみたい
YURIicon112


  


Posted by hishoclub at 18:00Comments(0)例会