2015年06月01日

【5月例会のご報告】神の住むまち「むなかた」へ行こう!

日本秘書クラブ九州支部5月例会を開催いたしました!

今回のテーマは神の住むまち「むなかた」へ行こう!ということで福岡県宗像市を巡ってまいりました。

当日はお天気にも恵まれ、新緑の美しさがを一層際立ちました。


海と山に囲まれた自然豊かな地域である宗像の良さを多くの方に知っていただきたいと、九州支部の藤島支部長自らコースガイドを務めてくださいました。

まずは、弘法大師が開いたと言われる真言宗最古のお寺「鎮國寺(ちんこくじ)」よりスタートです。

【5月例会のご報告】神の住むまち「むなかた」へ行こう!


弘法大師(空海)が中国より帰朝した大同元年(806)、日本で最初に創建したと伝えられる真言宗最古のお寺です。七堂伽藍を構えて宗像大社の神宮寺として栄えてきました。お寺には、弘法大師の作として伝えられる「不動明王立像」(国指定重要文化財)、五仏堂(県指定文化財)、護摩堂などがあります。また鎮国寺は「花と祈願の寺」といわれるほど年間を通じて美しい花々を楽しめる名所としても大変有名で、桜の季節には、宗像市民にお花見の名所として愛されています。

この日も日曜日の朝早くから、多くの方がお参りにいらしていました。
広大な境内の中央に鎮まる護摩堂はに本日の観光の安全を願いごあいさつ。

本堂(五仏堂)は、慶安3年(1650)藩主黒田忠之公によって再建されました。
昨年の日本秘書クラブの交流旅行は、「黒田官兵衛ゆかりの地九州」がテーマでしたので、日本秘書クラブ九州支部と黒田家との繋がりにご縁を感じました。
撮影は控えましたが、本堂にズラリと並ぶ立派な仏様の姿は圧巻です。


せっかく宗像までおいでいただいた会員の方のためにと、なかなか普段は足を踏み入れることのない、奥の院までご案内いただきました。本堂前から八十八ケ所石仏を参拝しながら石段を上っていくと、奥の院に至ります。上に行くほど、緑が深くなっていき、神聖な空気を感じました。不動堂奥には洞窟があり、不動明王石像を祀り、線刻板碑に釈迦如来と八大龍王が刻まれています。


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次は、交通安全の神様で有名な宗像大社です。
朝からお祓いを受ける方で、駐車場の最前列も満車の状態です。
福岡県内だけでなく他県ナンバーの車も多く見かけました。
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宗像三女神とは・・・・・
素戔鳴尊(すさのおのみこと)が、姉の天照大神(あまてらすおおみかみ)に邪心がないことを示すために誓約(うけい:正しいか否か判断するための占い)を行ったことで宗像三女神が誕生しました。(『古事記』、『日本書記』より)。
 田心姫神(たごりひめのかみ)は沖ノ島の沖津宮、湍津姫(たぎつひめのかみ)は大島の中津宮、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)は田島の辺津宮に祀られています。
 また、『日本書記』には、天照大神が宗像三女神に「海北道中に降りて歴代天皇を助け、また天皇より祀りを受けよ」と神勅を下したと記されています。


2014年末に完成したばかりの新本殿。境内は、多くの参拝客で賑わっています。
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実は、本殿の裏手にまわると、沖ノ島の沖津宮に祀られている田心姫神(たごりひめのかみ)、大島の中津宮に祀られている、湍津姫(たぎつひめのかみ)に一度にお参りできるという貴重な情報もお聞きすることができました。

さてここからは、全国でも珍しい古代祭場「高宮祭場」を目指します。神聖な森(高宮参道)を歩いていると、何とも爽やかな空気を感じることができ、心も体もリフレッシュできます。独身結活中会員のために、夫婦円満、恋愛成就のご利益があるとされる御神木「相生の樫」にもご案内いただきました。

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【5月例会のご報告】神の住むまち「むなかた」へ行こう!

第二宮(ていにぐう)に沖津宮の田心姫神を、第三(ていさんぐう)に中津宮の湍津姫が祀られています。こちらの建築資材は、伊勢神宮の式年遷宮の際、特別に下賜された別宮の古殿を移築再建されたものだそうです。

【5月例会のご報告】神の住むまち「むなかた」へ行こう!

宗像市三女神降臨地とつたえられている高宮祭場に到着。なんともいえない神聖な空間です。


【5月例会のご報告】神の住むまち「むなかた」へ行こう!


お時間のある方は、沖ノ島から出土した国宝を有する「神宝館」もお見逃しなく。「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、ユネスコ世界遺産への登録を目指しています。

約2時間ほど神社仏閣を巡りますと、ちょうどお腹も空いてくる時間になります。
あたり一面、「麦秋」に囲まれた田畑を抜けて、海の幸を求めて、海岸沿いへと車を走らせました。


今回お食事は、「御宿 はなわらび」です。
http://hanawarabi.net/
こちらは、4年連続九州で売上№1!の「道の駅むなかた」のすぐ近くにあり、純和風の佇まいが広がる空間は、静寂な時間に包まれています。四季を映し出すお庭には、侘び寂を堪能することができます。
宗像には、安くて新鮮なお魚を提供するお店が多くありますが、今回は、落ち着いた雰囲気の空間でゆっくりと過ごせるこちらで、鐘崎漁港直送の天然イカの活作りをいただきました。
なんとこのボリュームで3人前です。

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最後に訪れたのは、ナカマル醤油醸造元。
こちらは、嘉永三年創業された宗像神湊の伝統ある老舗醤油店。
予約をすれば蔵や工場の見学もできます。
お醤油お味噌などが定番商品もおすすめですが、店内には人気のパンかけ醤油やヨーグルト醤油など、ユニークな醤油がずらりと揃えてあります。

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海も山にも近く自然が豊かな宗像で、心もおなかも満たされた一日でございました。
女神パワーをいただき、リフレッシュいたしましたので、2015年下半期に向け、いっそう頑張ってまいります。

今後も例会へのご出席をお待ちいたしております。

【5月例会のご報告】神の住むまち「むなかた」へ行こう!

by kogo icon156

 



Posted by hishoclub at 12:52│Comments(0)
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