【11月例会のご報告】

hishoclub

2014年12月01日 12:06

先日11月例会を開催いたしました

今回のテーマは「アロマのある暮らし」ということで、アロマセラピーについての基礎知識をお勉強した後、「マウスウォッシュ」を作りました。
講師は、福岡市にあるshrim(シュリーム)代表 アロマプロデューサー 笠ハル子先生です。
笠先生は、20年以上アロマセラピストとしてマッサージやカウンセリングはもちろんですが、福岡市内のホテルや施設に香りをつけるお仕事もされています。この時期、ヒルトン福岡シーホークのロビーは、「アップル+シナモン」の香りとなっているそうです。アメリカの家庭のクリスマスをイメージされているそうです。

この日は、朝早くからの勉強会ということで、会場にも目覚めの香りを作ってくださいました。






アロマには、香りやその精油によって特徴があります。例えば、ティーツリーは、免疫力がアップ、柑橘系の香りは、元気になったり、ペパーミントは集中力がアップしたりとさまざまです。実はその歴史は古く、古代より大切にされてきたそうです。ミイラを保存する際に殺菌作用をもつものとして、使用された種類もあるそうです。また、香りを愛した歴史上の人物にナポレオンやその妻であるジョセフィーヌもその一人だったようです。

現在は、簡単にアロマオイルも購入することができますが、今回精油のことを学ぶなかで慎重に取り扱った方がよいこともわかりました。

【アロマオイルの基本的な注意事項】
・安全な精油を使いましょう。
※お値段があまりに低価格なものは・・・・・・・・注意しましょう。
・精油の原液は直接肌につけないでください。
※マッサージなどを行う際はキャリアオイルで希釈して使われているそうです。
・通院中、投薬中の方は担当のお医者様に相談をしてから使いましょう。
・妊娠時には特に気をつけて精油を選んでください。
※血管から体内にオイルが入っていくので、影響が強すぎる種類もあります。
・赤ちゃん、幼児、子ども、お年寄りに対しては気をつけて使いましょう。




このようなことに気をつけながら、みなさん、先生から渡されたオイルの香りを嗅ぎながら「癒されます」、「鼻がつまっていたのが、スッキリしました」など早速症状が改善されているご様子です。



ワークショップで作る「マウスウォッシュ」は、水とエタノールとご自分の症状にあった精油をブレンドします。
材料も手に入りやすいので、これならいつでもご自宅で簡単に作ることができます。
みなさんもご自分の好みで香りを選んだり、先生に気になる症状を相談しながら精油を選んだり、楽しく「オリジナルなマウスウォッシュ」を作られていました。
スポイドなども利用しながら「小学校時代の実験みたい」と楽しんであるご様子でした。







今回は笠先生のおすすめブレンドをご紹介いただきました。
【マウスウォッシュへおすすめブレンド】
・口内炎予防:ティーツリー+オレンジ+レモン
・喉の痛みや咳:ティーツリー+ユーカリ+ペパーミント
・歯槽膿漏予防:ティーツリ+ラベンダー+ベルガモット


これから寒くなってきますと免疫力の低下で風邪をひいたり、年末に向けての疲れが出やすい時期になります。
そんなとき、みなさんも気軽にアロマを生活シーンで取り入れてみてはいかがでしょうか。
笠先生よりご紹介いただいた方法をいくつか取り上げてみました。
バケツや洗面器にお湯をはり、精油を2、3滴入れて手浴、足浴として。のどの痛みや鼻詰まりの症状がある場合は、洗面器に沸かした熱湯をはり、精油を4滴たらし、バスタオルなどをかぶって目を閉じて蒸気を吸い込む。
香りの拡散としては、アロマランプやアロマディフューザーを使ったり、ティッシュに精油をたらして置いておくだけ。などすぐにでも出来そうですね。

今回アロマを学び、薬に頼る前に自然の力を使って、心身の健康のためにできることを取り入れようと思います。






今回お話いただいた笠ハル子(りゅうはるこ)先生は、「りゅうなんて、何だか強そうな名字なので下の名前で呼んでくださいね」とおっしゃっていましたが、とても笑顔の素敵な先生でした。


今後の例会も皆さまのご参加をお待ちいたしております


By Kogo 






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