2015年04月14日

4月例会のご報告

4月例会のテーマは「心をリフレッシュし、より美しく輝くための薬膳」!

講師に国際中医薬膳師でいらっしゃる宇津原知世美先生をお招きし、薬膳についてお話いただきました。

4月例会のご報告


中医薬学では、人体の生命活動を維持するために重要な物質が「気・血・津液(き・けつ・しんえき)」と言われています。中国語では大事な文字から並べるそうです。
「気」(陽・男性)・・・・・・元気、病気、やる気などさまざまな言葉で使われています。病は気からと言われますが、それくらい気持ちが身体に及ぼす影響は大きいということです。
「血」(陰・女性)・・・・・血液が滞ることなく、十分に巡ることで、手足が動き目が見え、皮膚が潤います。
「津液」・・・・・血以外の体液の総称で唾液・涙・汗・尿などもふくまれます。

宇津原先生は、「何かのテレビCMでもありましたが、女性は7の倍数でカラダが変化していくと考えられています。そして女性にとって、一番大切なものは血液です。血液を増やす心がけは、体に良いとされる物を食べる、睡眠などにも気を配り、血液が作られやすい暮らしを心がけることが大切です。ストレスなどで気の巡りを妨げない事も大切です。」
そこで気や血や潤いのバランスを取り戻す為に、食べ物の効能を知り、生活の中に取り入れて健康な暮らしをするための知恵が薬膳だそうです。
例えば、季節のお豆は、体の余分な水分を出してくれるそうです。むくみがとれ、体が軽くなるそうです。季節ごとにエンドウ、小豆、大豆、黒豆などを食卓に取り入れていきたいものです。

季節の食材やその効能についてお聞きした後は、調理台に並んだ新鮮な食材を使って参加者みんなで調理しました。

4月例会のご報告

4月例会のご報告

4月例会のご報告

教えていただいた「食材の効能」をご紹介します。
【玉ねぎ】胃の不調を改善。気を廻らし血を巡らして病気の改善や予防に優れた食材です。
【アサリ】体の熱を取って火を鎮め、利尿効果があります。貧血や高血圧の予防にも効果があります。
【じゃがいも】 気を補います。
【春菊】のぼせや、めまいなどは気が昇り熱をもつと考え、頭部の熱を冷まし、目の疲れを取るなどの効果をもちます。
【枸杞くこ】肝と腎を補う働きがあり、目を養い視力を回復させます。老化防止には欠かせない中薬です。
【玖瑰花まいかいか】気や血を巡らし、解鬱の働きをもつ中薬です。
    

4月例会のご報告


メニューは、新玉ねぎの味噌煮・じゃがいもとアサリのスープ・春菊ご飯・枸杞のマフィン・ミント玖瑰花茶でした。なんとこれだけのお料理が、40分程で出来てしまいました。
「新玉ねぎが甘いです」「ミントの香りがして、スッキリするお茶ですね」などとお料理を召し上がりながら、みなさんいろいろな感想を話し合っていらっしゃいました。

今回薬膳パワーを一番実感いたしましたのは、宇津原先生ご自身から発せられる、パワフルで明るいお人柄でした。


新年度を迎え何かとお忙しい時期をお過ごしのことと存じます。
くれぐれもお身体を大切になさってください。


今後の例会も皆さまのご参加をお待ちしています。

By Kogoicon156 






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Posted by hishoclub at 22:02│Comments(0)例会
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