2010年05月03日
4月例会のご報告
週末に開催された4月例会のご報告です
今回の例会会場は、太宰府にあります九州国立博物館

はじめに、シンポジウム「文化遺産をもっと知ろう訪問しよう」に参加いたしました。
世界遺産は、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて世界遺産リストに登録され、その内容によって、文化遺産(建築物や遺跡など)・自然遺産(地形や生物、景観など)・複合遺産(文化と自然の両方)に分類されるそうです。
今回のシンポジウムでは、
-世界遺産登録に向けて、九州(福岡)では、どのような取り組みを行っているのか。
-世界遺産登録の手続きと登録後の保全について
-世界遺産登録候補ではないが、地元九州にある注目の文化遺産の紹介
-文化遺産の発掘保護活動について(現場の裏話もたくさん伺えました)
などのお話を伺いました。
素人にも分かりやすい内容で、今まで知っているようで知らなかった世界遺産が、とても身近なものになりましたよ
現在、九州に位置する登録済みの世界遺産は、屋久島のみ。
次回の世界遺産登録申請にあたり、日本の暫定リストには、以下の九州エリアの遺産が含まれているそうです。
*「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(大浦天主堂など)
*「九州・山口の近代化産業遺産群」(官営八幡製鉄所など)
*「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(宗像大社など)
訪問したことのある身近な遺産が、近い将来、世界遺産に登録されると、素直に嬉しいですし、さらに興味が湧いてまいります。
「世界遺産は、人類共通の宝物である。」
という言葉が、とても印象に残りました
次は会場を移して、「パリに咲いた古伊万里の華」展へ
こちらは、伊万里磁器のヨーロッパ公式輸出が始まって、350周年を記念しての展示です。
ガイドなしの鑑賞を楽しめるか、少々不安でしたが、古伊万里の知識のないわたくしでも、十分に楽しめました。
作品の解説はとても読みやすく、磁器に関する豆知識も、図や絵を使用しての表記ですので、より深く鑑賞することができます。
鑑賞へのアプローチの提示も、とても面白く、興味深いものばかりです。
また館内は、作品を引き立てるために、間接照明や装飾などを効果的に使用していますので、雰囲気作りもバッチリ
わたくしたちが鑑賞した日は、チェンバロの生演奏を聞くことができ、まるで宮殿の中で鑑賞しているようでしたよ
演奏家の衣装にも注目です

チケットやチラシにも使用してある「色絵花鳥文蓋付大鉢」
煌びやかな装飾に、うっとりいたしますね
こちらの大鉢。一見、ただのオブジェのようにみえますが、あるものとして使用していたそうです
答えは、是非、会場に足を運んで観て頂きたいです
思わずため息が出てしまうかも
シンポジムと展示鑑賞の後は、少し遅めの昼食会です
九州国立博物館の周りには、小さなカフェがたくさんあり、新規開拓の楽しみが増えました。
今回は、九博から歩いてすぐの、梅の花「太宰府別荘自然庵」
閑静な住宅街のなかにありますので、道に迷いそうになりますが、この荘厳な門構えでしたら見落とすことはありませんね
広い個室で、湯葉と豆腐のヘルシーな創作料理に舌つづみを打ち、のんびりおしゃべりにも花を咲かすことができました
平日でも満室のようですので、ご利用の際は、予約なさることをお勧めいたします

当日は少し肌寒くはありましたが、のんびり太宰府を散策することもでき、充実した一日となりました。
またゆっくり、足を運びたい場所です。
YURI

今回の例会会場は、太宰府にあります九州国立博物館

はじめに、シンポジウム「文化遺産をもっと知ろう訪問しよう」に参加いたしました。
世界遺産は、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて世界遺産リストに登録され、その内容によって、文化遺産(建築物や遺跡など)・自然遺産(地形や生物、景観など)・複合遺産(文化と自然の両方)に分類されるそうです。
今回のシンポジウムでは、
-世界遺産登録に向けて、九州(福岡)では、どのような取り組みを行っているのか。
-世界遺産登録の手続きと登録後の保全について
-世界遺産登録候補ではないが、地元九州にある注目の文化遺産の紹介
-文化遺産の発掘保護活動について(現場の裏話もたくさん伺えました)
などのお話を伺いました。
素人にも分かりやすい内容で、今まで知っているようで知らなかった世界遺産が、とても身近なものになりましたよ

現在、九州に位置する登録済みの世界遺産は、屋久島のみ。
次回の世界遺産登録申請にあたり、日本の暫定リストには、以下の九州エリアの遺産が含まれているそうです。
*「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(大浦天主堂など)
*「九州・山口の近代化産業遺産群」(官営八幡製鉄所など)
*「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(宗像大社など)
訪問したことのある身近な遺産が、近い将来、世界遺産に登録されると、素直に嬉しいですし、さらに興味が湧いてまいります。
「世界遺産は、人類共通の宝物である。」
という言葉が、とても印象に残りました

次は会場を移して、「パリに咲いた古伊万里の華」展へ
こちらは、伊万里磁器のヨーロッパ公式輸出が始まって、350周年を記念しての展示です。
ガイドなしの鑑賞を楽しめるか、少々不安でしたが、古伊万里の知識のないわたくしでも、十分に楽しめました。
作品の解説はとても読みやすく、磁器に関する豆知識も、図や絵を使用しての表記ですので、より深く鑑賞することができます。
鑑賞へのアプローチの提示も、とても面白く、興味深いものばかりです。
また館内は、作品を引き立てるために、間接照明や装飾などを効果的に使用していますので、雰囲気作りもバッチリ

わたくしたちが鑑賞した日は、チェンバロの生演奏を聞くことができ、まるで宮殿の中で鑑賞しているようでしたよ


チケットやチラシにも使用してある「色絵花鳥文蓋付大鉢」
煌びやかな装飾に、うっとりいたしますね

こちらの大鉢。一見、ただのオブジェのようにみえますが、あるものとして使用していたそうです

答えは、是非、会場に足を運んで観て頂きたいです

思わずため息が出てしまうかも

シンポジムと展示鑑賞の後は、少し遅めの昼食会です

九州国立博物館の周りには、小さなカフェがたくさんあり、新規開拓の楽しみが増えました。
今回は、九博から歩いてすぐの、梅の花「太宰府別荘自然庵」
閑静な住宅街のなかにありますので、道に迷いそうになりますが、この荘厳な門構えでしたら見落とすことはありませんね

広い個室で、湯葉と豆腐のヘルシーな創作料理に舌つづみを打ち、のんびりおしゃべりにも花を咲かすことができました

平日でも満室のようですので、ご利用の際は、予約なさることをお勧めいたします


当日は少し肌寒くはありましたが、のんびり太宰府を散策することもでき、充実した一日となりました。
またゆっくり、足を運びたい場所です。
YURI
